ギターやベースを演奏する上でとても大事なチューニング!
どんなに素敵な演奏も、チューニングがずれていると台無しになってしまいますよね。
しかしこのチューニング。
慣れるまでは結構難しくて、苦労してしまう初心者の方も少なくありません。
そこで!
この記事ではそんな初心者の方に向けて、チューナーの種類、それぞれのメリットデメリット、おすすめのチューナーを紹介します!
チューナーによっては精度が高いものや反応速度が早いものもありますので、日々のチューニングがしやすくなる可能性もありますよ!
ぜひ参考にしてみてくださいね!
もくじ
はじめに
では早速チューナーの種類をご紹介したいのですがその前に!
エレキベースのチューニングの仕方、レギュラーチューニングやフラットチューニングなどチューニングの種類については【簡単5分】初心者でも出来る!エレキベースのチューニング方法解説!という記事で解説しています!
初心者の方で、「チューニングの仕方がイマイチよくわからない」という方はぜひ読んでみて下さいね(チューナーの種類についても簡単に触れてます)。
【簡単5分】初心者でも出来る!エレキベースのチューニング方法解説!
チューナーの種類を紹介
チューナーにはおきく分けて以下の5種類があります!
- クリップ型
- ペダル型
- ラック型
- カード型
- スマートフォンアプリ
上記の中でも最近主流なのはクリップ型とペダル型ですね!
それぞれどのような形をしているものなのか、メリットデメリットはどのような点なのかを見ていきましょう!
クリップ型
楽器のヘッド部分に挟んで使うチューナーです!
そのため形状は写真のような形が一般的。
弦の振動を拾ってチューニングを行います。
楽器購入時にセットで付いてくることも多いので、すでにクリップチューナーを使っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
メリット
小さいのでとにかく持ち運びが便利で、しかもサッと手軽に使用することが出来るのがメリット!
操作もシンプルなものが多く、初心者の方におすすめと言えます!
また、取り付けることができればチューニングを行うことができるので、ギターやベースだけでなくウクレレなどのチューニングも可能なモデルもあります!汎用性が高いのもメリットですね!
価格も比較的安いものが多いですよ。
デメリット
逆に安価すぎると反応や精度があまり良くないものもあります。
反応が良くないチューナーを使ってチューニングをしようとするとなかなか音が決まらずイライラしてしまい、途中で投げ出してしまう方もいらっしゃるでしょう。
また、画面が小さくて見にくかったり、画面の角度が少し変わっただけで液晶がうまく読めなくなってしまうモデルもあります。
ペダル型チューナー
エフェクター(ギタリストの足元にたくさん並んでいる、音色を変える機械のこと)と同じように、一般的には演奏する人の足元に置いて使用するタイプのチューナーです!
シールドで楽器とつないでチューニングを行います。
写真のように箱の形をしたものが多く、色々なメーカーから様々なサイズや機能を持つものが発売されています。
メリット
視認性が高いのがメリット!
暗いライブハウスや眩しい野外ライブでも見やすいというのはとても安心感があります。
また一般的には精度が高く、フラットチューニングにも対応しているなど機能面でも充実しているものが多いです。
シールドとつないでチューニングを行うので周りがうるさくても正確にチューニングを行えますし、スイッチによるミュート機能によりアンプから音を出すことなくチューニングを行うこともできます。
デメリット
クリップチューナーと比較すると、ある程度の大きさや重さのあるものが多いので持ち運び易さが劣ります。
また、チューニングを行う際に毎回シールドと楽器を繋ぐ必要があるので手軽さが少ないというのもデメリットと言えますね。
そして、楽器とアンプの間に挟んで使うので音質に影響を与えると言う点も見逃せません。
バッファードタイプとトゥルーバイパスタイプについて
ペダル型チューナーやエフェクターにはバッファードタイプとトゥルーバイパスタイプがあり、ざっくりご説明すると以下のようになります。
トゥルーバイパス・・・OFFの時に、INから入力した音がOUTまでそのまま通過(音質変化がない)。
バッファード・・・OFFの時でも音質に変化が生じる。
バッファードの音質変化を求めて使用する方もいらっしゃるのでこの点はデメリットとは言えませんが、ペダル型チューナーを見るとトゥルーバイパスと書かれているものが多いので上記を知っておくと便利ですよ!
ラック型チューナー
ラック型チューナーとは、ラックシステムと呼ばれるものに組み込むことが出来るように作られたチューナーのこと!
ちなみにラックシステムとは、大型の高品位なエフェクターなどを一つのラックケースの中に全て組み込んだシステムの事を言います。
ステージでアンプの上に置いて使用しているのをライブハウスで見かけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
メリット
メリットは何と言っても抜群の視認性!
他の機材と事前に組み込んで配線までしておくことでステージでのセッティングが素早く行える点や、ライブ中に後方で光るディスプレイがスタイリッシュでかっこいいという点もメリットですね!
デメリット
しかしサイズが大きいため持ち運びが大変で、手軽には使えないという点がデメリット。
ペダル型チューナーの視認性が向上してきたこともあってか、見かける機会が減ってきたかなと筆者は感じています。
カード型チューナー
薄く、長方形をしたカードのような形をしたチューナーです!
筆者が初めてギターを購入した1990年代後半は、自宅でとてもよく使っていました。
針式のものや、メトロノームの機能が備わっているものなどもあり、現在でも使用している方もとてもたくさんいらっしゃいます。
メリット
メリットは小さくて持ち運びがしやすく、シールドでつないだり機種によってはマイクから音を拾ったりと手軽にチューニングが行える点!
本体から音が出るモデルもあるので、音を聞きながらチューニングを行うこともできます。
また、メトロノーム機能が付いているモデルであれば、一台二役で便利に使うことができます。
精度が高いものが多いのも嬉しいですね!
デメリット
デメリットは視認性の低さが挙げられます。
暗いと見えないものもあり、ステージでの使用には不向きでしょう。
また、シールドを繋ぐ手間を考えるとやはりクリップチューナーよりも手軽さがやや劣るという点もあります。
マイクで音を拾ってチューニングもできますが周りの音に影響されてしまうので、バンド練習などでは難しいのが正直なところ。
しかし、譜面台に置きやすかったりテーブルに立てかけられる仕様の物があり根強い人気もあります。
スマートフォンアプリ
スマートフォンのアプリで色々なことが行えるようになるのと同時に普及してきたアプリのチューナーですね!
無料のものから有料のものまでたくさんリリースされています。
アプリによって差も大きいと思いますのでメリットデメリットは省略してしまいますが、選ぶ際のポイントは対応OSや金額、どのような楽器のチューニングが行えるのか、どんなチューニングモードが搭載されているのかという点ではないでしょうか!
おすすめチューナー
それではオススメのチューナーをご紹介します!
なお、リンク先は楽器通販大手のサウンドハウスの販売ページとなっています!
筆者もとてもよく利用している楽器販売店です。
ぜひ他の商品もチェックしてみてくださいね!
サウンドハウスのトップページはこちら→サウンドハウス
KORG ( コルグ ) / Pitchblack X
高性能バッファー「ULTRA BUFFER」を搭載したペダルチューナー。コンパクトなモデルながら、±0.1セントの超高精度を実現。プレイヤーのスタイルに合わせて設定可能な4種類のメーター・ディスプレイ・モードを備えています。(販売ページより)
TC ELECTRONIC ( ティーシーエレクトロニック ) / Polytune 3
TC ELECTRONIC ( ティーシーエレクトロニック ) / Polytune 3 ポリフォニック チューナー
「PolyTune 3」は、ポリフォニック・チューンによって革新を起こしたPolyTuneシリーズ「PolyTune 2」の後継モデルです。シンプルな操作性はそのままに、同社の高品質バッファーBonafide Buffer機能を新たに追加。ケーブルの長さや複雑なペダル設定での信号劣化をゼロにし、あなたの貴重な音色とチューニングを1台で確実に保護します。(販売ページより)
ちなみに!
ポリフォニックチューニングとは全弦同時にチューニングが行えるモードのこと!
ギターなどで弦をジャラーンと同時に鳴らして、どの弦がどの程度ずれているのかが一度でわかります。
超高精度なチューニングを実現したストロボチューニングモードの搭載も嬉しいですね!
TC ELECTRONIC ( ティーシーエレクトロニック ) / POLYTUNE 3 MINI
TC ELECTRONIC ( ティーシーエレクトロニック ) / POLYTUNE 3 MINI ペダルチューナー
TC ELECTRONIC / POLYTUNE 3 MINIは、バッファーを搭載し、より使い勝手を向上させたペダル型ポリフォニックチューナーPOLYTUNE 3のミニサイズモデル。トゥルー/バッファード・バイパスの切り替えスイッチを本体横に配置し、用途に合わせ切替可能。高精度なチューニング、高光度LEDによる高い視認性をコンパクトボディで実現しています。(販売ページより)
BOSS ( ボス ) / TU-3
BOSS ( ボス ) / TU-3 クロマチック・チューナー
超定番として一時代を築いたTU-2の後継モデル。野外での視認性をさらに高める「高輝度モード」の新規搭載や、21個ものLEDによる滑らかなメーター表示、最大6半音までのフラット・チューニングへの対応など、便利な機能で快適なチューニングが行えます。(販売ページより)
DADDARIO ( ダダリオ ) / PW-CT-23
高品位なバッファを備えたペダル型チューナー。32Bitプロセッサーによる高い感度が魅力です。セッションなどで活躍するカウントダウン・タイマー機能を搭載。(販売ページより)
KORG ( コルグ ) / Pitchclip 2
KORG ( コルグ ) / Pitchclip 2 クリップチューナー
KORG/PITCH CLIP 2は、クリップチューナーの大ベストセラーPitch Clip 1の第二世代!シンプルかつ十分な機能と使い心地がおすすめのクリップチューナーです。(販売ページより)
KORG ( コルグ ) / AW-4G-BK PitchCrow-G
KORG ( コルグ ) / AW-4G-BK PitchCrow-G クリップ式チューナー
フルスペックのクリップ型チューナーとしては最もコンパクト!ムダのない効率的な設計により、サイズ・重さとも従来より20%も小さくなっています。好評のフルカラーLCDやギター/ベース専用モードに加え、新たに±0.1セントの超高精度ファインチューニング機能を追加しています。(販売ページより)
TC ELECTRONIC ( ティーシーエレクトロニック ) / PolyTune Clip
TC ELECTRONIC ( ティーシーエレクトロニック ) / PolyTune Clip クリップチューナー
チューナー界に革命をもたらしたといっても過言でないポリフォニック・チューナーPolyTuneに、クリップ版の誕生です。(販売ページより)
TC ELECTRONIC ( ティーシーエレクトロニック ) / UniTune Clip
TC ELECTRONIC ( ティーシーエレクトロニック ) / UniTune Clip クリップチューナー
単音でのチューニングに対応した高性能クリップ・チューナー。POLYTUNEで培った技術を元に、よりシンプルな使い心地と素早い反応性を実現しています。迅速な反応が特徴のクロマチック・モード、驚異的なピッチ精度を誇るストロボチューニングモードをボタン一つで切り替えが可能。設置の向きに合わせてディスプレイを表示する自動回転機能も搭載し視認性も抜群です。(販売ページより)
こちらのモデルは、先ほどご紹介したPolyTune Clipに搭載されたポリフォニックチューニングに対応していないモデルとなります。
ベース専用チューナー
KORG ( コルグ ) / AW-LT100B
KORG ( コルグ ) / AW-LT100B ベース用クリップチューナー
使い勝手の良さが人気のKORG製クリップチューナーにベース専用モデルがラインナップ。低音域の検知感度を強化し、多弦ベースでのチューニングにも対応できます。高い視認性を誇るVA型カラーLCDディスプレイを採用し、視認性も抜群です。(販売ページより)
音楽教室のご紹介
この記事に紹介されていた内容の他にも、音楽に関する疑問点などはございませんか?
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レッスンの回数はマイペースに月1回からでも受講可能。
前日までにご連絡頂ければ振替対応も可能ですので、急な予定が入ってしまってもご安心頂けます。
まずはぜひお気軽に体験レッスンから!
まとめ
チューナーの種類やそれぞれのメリットデメリット、おすすめのチューナーを紹介してきました!
色々なメーカーから様々なモデルが発売されているチューニングメーター。
液晶ディスプレイの大きさや使いやすさ、そして色など、人によって選ぶ際に大事にしたいポイントはたくさんありますよね!
上記のモデルをぜひ参考にしながら、楽器店などで色々と比較してみてください!
この記事が皆さんのお役に立てますように!
では!
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