エレキベース初心者の方の中には、ご自身が演奏している音が「ド」なのか「レ」なのかよくわからないという方もいらっしゃると思います!
筆者も楽器を始めたばかりの頃はそうでした。
TAB譜に書いてあるフレットの数字を見て好きな曲を弾く練習はしていましたが、音名をちゃんと意識するようになったのは自分でベースのフレーズを考えるようになってから。
その時に、もっと最初の頃から音名を覚えておけばよかったなと思ったものです。
そこで!
この記事ではエレキベース初心者の方に向けて、指板上の音名をご説明します!
最初から全て覚えるのはとても大変ですので「まずはこれだけ覚えればOK!」というポイントをご紹介して、そこからどのように他のフレットの音名を確認したらいいのかご説明しますよ!
ぜひチェックしてみてください!
もくじ
まずは4弦と3弦の11フレットまででOK!
最初にご説明するのは「まずはこれだけ覚えればOK!」というポイント!
それは、「4弦と3弦の11フレットまでの主要な音」です!
この主要な音とは
- C(ド)
- D(レ)
- E(ミ)
- F(ファ)
- G(ソ)
- A(ラ)
- B(シ)
の7音!
エレキベースの指板上ではこのようになっています!
まずはこの音の位置を暗記してしまいましょう!
とはいっても、なかなか覚えられませんよね。
暗記するまでに便利な音名の確認方法は、開放弦の音名から順番に音を追いかけていくという方法です!
「EとF」「BとC」の間は半音なのですぐ隣、それ以外の全音の間隔がある音は一つ飛ばしで追いかけていくことができますので、ぜひ一緒に参考にしてみてください!
2弦と1弦はオクターブで覚える
さて、これで4弦と3弦の音が確認できたので次は2弦と1弦の音名の確認方法です!
この2本の弦は先ほどの4弦と3弦の音を基準にオクターブで見ていきましょう!
エレキベースの場合、オクターブ違いの音がこのように配置されています!
この法則を利用してしまえば4弦と3弦の音を覚えたタイミングで自動的に2弦と1弦の音も確認できるようになってしまうのです!
図で見てみるとこのようになります!
いかがですか?
これで、指板上の音名がとても簡単に確認できるようになりましたね!
12フレットから上はオクターブ違い
さて、ここまでは11フレットまでの音名を確認してきました!
続いて12フレットから先の音名を見ていきたいのですが、ここでもわかりやすい法則があります!
実は12フレットの音は開放弦の音のオクターブ違いなのです!
ですので、他のフレットはこのようになります!
- 0フレット→12フレットがオクターブ上
- 1フレット→13フレットがオクターブ上
- 3フレット→15フレットがオクターブ上
4弦と3弦を例に図で見てみるとこのようになります!
これで高いフレットの音名も確認できるようになりましたね!
音名を書かなかった音は隣の音の♯もしくは♭になる
ここまでで主要な音の位置は確認できるようになりました!
最後にご紹介するのは音名を書かなかったフレットについて!
これらのフレットは、隣にある音の♯(シャープ)または♭(フラット)になります!
例えば
- 4弦の4フレット→「G♯」もしくは「A♭」
- 3弦の4フレット→「C♯」もしくは「D♭」
のようになります!
これで全ての指板上の音名が確認できるようになりました!
お疲れ様です!
音楽教室のご紹介
この記事に紹介されていた内容の他にも、音楽に関する疑問点などはございませんか?
筆者が代表を務める音楽教室「Nice Love Music School」では、体験レッスンを実施しています。
レッスンの回数はマイペースに月1回からでも受講可能。
前日までにご連絡頂ければ振替対応も可能ですので、急な予定が入ってしまってもご安心頂けます。
まずはぜひお気軽に体験レッスンから!
まとめ
エレキベース初心者の方に向けて、指板上の音名について「まずはこれだけ覚えればOK!」というポイントと、そこからどのように他のフレットの音名を確認したらいいのかを順番に沿ってご説明してきました!
TAB譜はとっても便利で、ついついフレットの数字ばかり追って練習してしまいますよね。
しかし、そのままですとなかなか音名が覚えられませんので、ぜひ自分が演奏している音が何の音なのか確認しながら弾いてみてくださいね!
この記事が皆さんのお役に立てますように!
では!
こちらの記事もおすすめです!
【わかりやすい】ベースでドレミを弾いてみよう!押さえる場所を説明!
【ベース初心者向け】ルート弾きを解説!音を見分けて弾いてみよう!!
【ヘ音記号】読み方やト音記号との関係をベース初心者向けに丁寧解説!