エレキベースを始めて様々な曲をコピーしていると時々見かける「3連符」!
CDにあわせて勢いで弾いてるけど、「実はよくわかってない」「なんだか苦手」となっていませんか?
そこで!
この記事では3連符について解説します!
3連符とはどんな音符なのか、リズムのとり方のコツやつまずきやすい2拍3連、そしてシャッフルまで理解していきましょう!
ではどうぞ!
もくじ
3連符とは
3連符とは音の長さを3等分にした音符のこと!
曲をコピーしていると、たまに音符の上に数字の3が書いてあるものが登場しますよね。
これが3連符です!
ちなみにこの画像は4分音符(1拍)を3等分にしているので「1拍3連」といいます。
その他にも2分音符や全音符を3等分にしている音符もありますので、それぞれ見てみましょう!
3連符を3つ紹介
1拍3連
まずはこちら!先ほど登場した1拍3連です!
3連符というと、この1拍3連をさしていることが一番多いかと思います。
説明が重複してしまいますが、4分音符(1拍)を3等分にしています!
表記は8分音符を3つ繋げて頭に3を書きますよ!
2拍3連
続いてはこちら!2拍3連です!
2分音符(2拍)を3等分にしていて、1拍3連を2つ繋げていると考えることもできます。
「2拍を3等分」と聞くとリズムの取り方が難しいですよね!
3連符の中でみなさんがつまずきやすいのもこの「2拍3連」です。
でも大丈夫!
後ほど改めて丁寧にご説明しますので、まずは名前だけ覚えてしまいましょう。
4拍3連
最後はこちら!4拍3連です!
全音符(4拍)を3等分にしていて、2拍3連を2つ繋げていると考えることもできます。
あまり曲中で見かけることはありませんが、上記の3連符と一緒に覚えてしまいましょう!
言葉を当てはめてみよう
理解はできてもなかなかリズムがとれないのが3連符。
次は3連符のリズムをとってみましょう!
皆さんここで苦戦されている印象がありますが、コツがあります!
そのコツとは「3文字の言葉を当てはめる」です!
ここでは甘くて美味しい「いちご」を使って、さっそく当てはめてみましょう!
そして「い」の位置で手拍子をしながら「いちご」と言ってみてください!
これが3連符のリズムです!
とりにくかったリズムが、途端に親近感を持って感じられる様になりましたね!
2拍3連の考え方
この調子で2拍3連のリズムのとり方もマスターしましょう!
まずは1拍3連を2つ並べた状態を一括りにして、先ほどのように文字を当てはめます。
ここではわかりやすい様に「タタタ」と当てはめました。
いちごの時の「い」の位置でゆっくり手拍子をしながら「タタタ」と言ってみましょう。
そうしたらそのまま当てはめた文字を1つ飛ばしに「ン」に変えます。
すると!
「タ」の位置で2拍3連のリズムがとれるのです!
手拍子をしながら口で言うのが少し難しいですが、ゆっくりゆっくりやってみてください!
これでもうバッチリです!
連符は3だけじゃない
ちなみにここで補足を!
今回の記事は3連符に焦点をあてていますが、連符には他に「5連符」「6連符」「7連符」「9連符」などもあります。
冒頭で「3連符とは音の長さを3等分にした音符のこと」とご説明しましたが、じつはそもそも連符とは音の長さを均等にわけた音符のことを言います。
ということは、5連符であれば「音の長さを5等分にした音符のこと」となるのです。
3連符と比べると見かける頻度は少ないですが、5連符や6連符はたまに登場することもあるかもしれません。
その時はあせらず数字にあわせて音符を均等にわけて、言葉を当てはめてリズムをとってみましょう!
一覧で確認
さて!
それではここまでご紹介した3連符を一覧で見てみましょう!
わかりやすいように基準となる4分音符を真ん中の段において、1拍3連と2拍3連のようにリズムをとる時のポイントとなる音符を線でつないでみました。
参考にしてみてください!
3連符の真ん中を抜くとシャッフルというリズムになる
それでは最後に3連符と一緒に覚えておきたいシャッフルというリズムについてご説明します!
シャッフルとは3連符を基準にしたリズムで、3連符の真ん中を抜いたハネたリズムのことです!
- 3連符「タタタ」
- シャッフル「タッタ」
馬の「パッカパッカパッカパッカ」という足音をイメージするとリズムがわかりやすいですよ!
また曲全体を通して常にリズムがハネている場合は、譜面上の3連符の表記を省略して冒頭にこんな記号を書くことが多いです。
あわせて覚えておきましょう!
シャッフルはジャズやブルース、ポップスやロックなど様々なジャンルの曲で使われています。
参考に、実際にシャッフルのリズムで作られている曲を聞いてみましょう!
晴れたらいいね/DREAMS COME TRUE
君と羊と青/RADWIMPS
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まとめ
3連符について、どのような音符なのか、リズムのとり方のコツからシャッフルというリズムまで解説してきました!
曲を練習していると突然現れて混乱してしまうこともあるかもしれませんが、ここまでの内容を参考にしてゆっくりリズムをとってみてくださいね!
この記事が皆さんのお役に立てます様に!
では!
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