【アボイドノートとは(前編)】ノンコードトーンやテンションと一緒に解説!

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アボイドノートについてノンコードトーンやテンションの説明を一緒に解説したブログの前編のサムネイル画像

「音がぶつかる」

この言葉、聞いたことありませんか?

エレキベースに限らず、楽器を演奏する上では「避けるべき音」というものがあって、その音を演奏した時に濁って聞こえる状態のことを「音がぶつかる」といいます!

オリジナルソングをバンドで作っている時など、気にはするけど感覚で問題なければオッケーにしてしまいがちな音の濁り。

実際のところ、どんな要件を満たすと音がぶつかって濁るのか、どんな音が避けるべき音なのかってイマイチよくわからないという方もいらっしゃいますよね。

ちなみにこの避けるべき音、音楽理論では「アボイドノート」と呼びます。

このブログでは、前編と後編にわけてこの「避けるべき音=アボイドノート」というものについてご説明します!

前編であるこの記事では、「アボイドノートとは何か」を理解しましょう!

ぜひ参考にしてみてくださいね!

まずはおさらいをしよう

五線譜の上にボールペンが置いてある画像

今回の「避けるべき音」についてご説明するにあたり、コードトーン(コードを構成する音)という言葉が出てきます!

この言葉を聞いて「コードトーンって何?」という方や、「コードの作り方ってよく知らない」という方は、この先の説明を読んで頂くにあたり少し難しく感じてしまうかもしれませんので、まずはぜひ僕の過去の記事を読んでみてください!

メジャースケールやインターバル、トライアドやセブンス・コードの作り方など、音楽理論について順を追って解説してありますので、古い記事から読み進めていただくとこの先の説明がわかりやすくなりますよ!

音楽理論に関する過去の記事はこちらからご覧いただけます!

それでは早速、アボイドノートについて順番に説明していきます!

コードトーンとノンコードトーンについて

書類と一緒に置いてあるイヤフォンの画像

アボイドノートをしっかりと理解するために、まず最初はコードを構成するコードトーンと、コードトーン以外の音(ノンコードトーン)についてご説明します!

コードトーンとはコードを作る時に使った音

それではまずコードトーン(構成音)について!
これはまさに読んで字のごとくなので複雑な説明はありませんが確認してみましょう!

先ほどご紹介した僕の過去の記事で、トライアドやセブンスコードの説明をした際に下記ようなものを作りました。

  • メジャートライアド→R・M3・P5
  • マイナートライアド→R・m3・P5
  • ディミニッシュトトライアド→R・m3・dim5
  • メジャーセブンス→R・M3・P5・M7
  • ドミナントセブンス→R・M3・P5・m7
  • マイナーセブンス→R・m3・P5・m7
  • マイナーセブンス♭5→R・m3・dim5・m7

これは、トライアドやセブンス・コードを作った時の、コードを構成している音へのルートからのインターバルを表わしたものですが、これがまさにコードトーンとなります。
構成音という字のごとく、コードを構成している音ですね。

例えば!
Cmaj7なら「C・E・G・B」
G7なら「G・B・D・F」
Am7なら「A・C・E・G」
が、コードトーンとなります。

さて、ではノンコードトーンとは一体なんでしょうか。

ノンコードトーンは使わなかった音

ノンコードトーンとは何か。
先にその答えをお伝えすると、コードを作る時に使わなかった音がノンコードトーンとなります!

確認しやすいように、Key=CのⅠmaj7(Cmaj7)で考えてみましょう!

まずは下の図を見てみてください。

Cメジャースケールを五線譜に横並びに書いてある画像
↑Cメジャースケール

このブログで何度か登場しているCメジャースケールですね。

Cmaj7を作るときは一番先頭のCから1つとばしに音を4つ重ねていくので、重ねた時に使った音がコードトーン、そして使わなかった音が先ほどご説明したようにノンコードトーンとなります。

わかりやすく分けると下の図のようになります。

コードトーンとノンコードトーンを振り分けた図
↑コードトーンとノンコードトーンを振り分けた図

このように、Cmja7の場合はコードトーンがC・E・G・Bとなり、ノンコードトーンがA・F・Cとなります。

これは他のダイアトニックコードでも同じように考えるので、例えばFmaj7であればコードトーンはF・A・C・EでノンコードトーンはG・B・Dとなります。

ここまでがノンコードトーンの説明です!

ノンコードトーンを細かく見ていく

本の上にメガネが置いてある画像

ノンコードトーンをテンションとアボイドノートにわける

さて、では次のステップに進んで、ノンコードトーンを細かく見ていきましょう!

ノンコードトーンは「テンション」と「アボイドノート」に分けることができます。

この2つの違いは、演奏する際にコードに足したりして使用できる音と避けるべき音という点にあります。

使用できる音が「テンション」、そして避けるべき音が、ブログ冒頭でもお話しした「アボイドノート」です!

アボイドノートはコードトーンの半音上の音

では、具体的にどの音がアボイドノートになるのでしょうか。

それは、「コードトーンの半音上の音はアボイドノート(避けるべき音)」とされています。

この理由は「♭9インターバル(フラットナインインターバルと読みます)」というもので、「ある音から見てすぐ半音上の音(短9度音程)は同時に鳴らすと濁る」というものです。
1オクターブと半音や、2オクターブと半音も同様です。

それをふまえて、先ほどのCmaj7のノンコードトーンをテンションとアボイドノートにわけてみましょう!

すると、Dはルート(C)から全音上、FはMajor3rd(E)から半音上、AはPerfect5th(G)から全音上なのでこうなります!

ノンコードトーンにテンションとアヴォイドノートを明記した図
↑ノンコードトーンをテンションとアボイドノートでわけてみた図

テンションは1オクターブあげて呼ぶ

ノンコードトーンを、テンションとアボイドノートに分けることができましたね!

ちなみに、テンションは1オクターブあげて9thや13thと呼びます。
ですので、下の図がコードトーンとテンション、そしてアボイドノートを明記した図の最終的な形になります。

ノンコドトーンのテンションを9thと13thと明記した図

まとめ

ストラトキャスターが宙に浮いているように見える画像

ここまでがコードトーンとノンコードトーン、テンションとアボイドノートの説明の前編となります!
「アボイドノートとは何か」をしっかりお分りいただけたかと思います。

今回の記事ではCmaj7(Ⅰmaj7)を中心に説明しましたので、後編の記事では他のダイアトニックコードのコードトーンとテンション、そしてアボイドノートについて説明していきたいと思います!

コードトーンとはコードを作る時に使った音の事であり、使わなかった音がノンコードトーンとなる事、そしてノンコードトーンにはテンションとアボイドノートがあり、コードトーンの半音上の音がアボイドノート(避けるべき音)であるということをしっかり理解しましょう!

ではでは!

こちらの記事もおすすめです!
【アボイドノートとは(後編)】覚え方のポイントやトライトーンも!


当ブログでの記事執筆において、自身が音楽理論を勉強した際に使用した資料に加え、書籍や現在インターネット上に公開されている記事等を参考とさせて頂いております。

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参考文献:サルでも分かる音楽理論 上巻 下巻

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記事執筆時など、筆者も辞書がわりに今も参考にしています。
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