音楽やバンド活動に夢中になる主人公を描いたバンド漫画。
どの作品も、仲間との友情や夢を追いかけていく中での挫折や再起が描かれていて、読んでいて胸を熱くする方が多いのではないでしょうか。
楽器を演奏していたりバンド活動をしていたりする人だと、自分を重ねて余計にハマるなんてこともあると思います!
もちろん筆者もそうでした!
何度も読み返しては自分を重ね、「頑張ろう」と心に誓ったものです。
そこで今回は数あるバンド漫画の中から、印象に残っている作品3つをご紹介します!
読むと楽器が弾きたくなる!
夢を追いかける青春に心打たれる!
そんな作品です!
ぜひチェックしてみてください!
もくじ
BECK(ベック)
「BECK」
作者:ハロルド作石
時期:1999年ー2008年
雑誌:月刊少年マガジン
出版社:講談社
巻数:全34巻
〜あらすじ〜
Wikipediaより
「自分なんかいなくても何事もなく世の中は動いていくし、人生が過ぎていくんだ。」と思いながら不満を持っていた主人公の14歳の少年・田中幸雄は、学校では存在感がなくどうすることもできず平凡な毎日を過ごしていた。ところが学校の帰り道にいじめられていた犬を助けると同時に飼い主の南竜介と偶然の出会いをし、犬を助けたお礼に竜介からギターを受け取ると音楽の世界に入り込み始める。そして竜介・幸雄を中心に、バンド:BECK(ベック)・英語名:Mongolian Chop Squad(モンゴリアン・チョップ・スクワッド、M.C.S)が結成されるまでになる。
最初にご紹介するのは「BECK」!
とても有名な作品で、バンド漫画と聞いた時に一番最初に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
アニメ化や映画化もされているので、漫画は読んだことないけど名前は知ってるという方もいらっしゃるかもしれませんね。
メンバーとの出会いとバンドの結成、第三者からの妨害と誤解から始まってしまう仲間との不和、そして困難を乗り越えてみんなで掴み取る成功!
そんな姿に胸が熱くなります!
BECK(1) (月刊少年マガジンコミックス) Kindle版
ソラニン
「ソラニン」
作者:浅野いにお
時期:2005年ー2006年
雑誌:週刊ヤングサンデー
出版社:小学館
巻数:全2巻
〜あらすじ〜
Wikipediaより
社会人2年目の井上芽衣子は、将来に希望を感じられずにいた。社会や大人に対し不平不満がありつつ、しかしどうすればいいのかわからないまま、ついに勢いで会社を辞めてしまう。
芽衣子の同棲相手であり恋人の種田成男は、大学時代のバンド仲間である加藤、ビリーと定期的に会い、デザイン事務所のアルバイトの合間を縫ってバンド活動を細々と続けていた。喧嘩し、互いに励まし合いながら、先の見えない生活を続けていく芽衣子と種田。やがて、自身の音楽の才能は平凡と言い張り、逃げの姿勢である種田に対し芽衣子は苛立ちを隠せなくなり「バンドをやってほしい」と自分の思いをぶつける。その芽衣子の一言から種田はアルバイトを辞め、再びバンド活動に熱を入れることを決めた。そして加藤、ビリーらに声をかけ、自身の新曲である「ソラニン」をレコーディングする。
次にご紹介するのは「ソラニン」です!
この作品は「大成功を掴む」という王道ストーリーとはまた違った視点から、バンドマンと恋人の日々を切り取っています。
アルバイトの合間を縫って細々と続けるバンド活動、先の見えない生活、交通事故による突然の別れ、立ち直ろうとする日々など、とてもセンチメンタルで目頭が熱くなります。
映画として実写化もされていて、主題歌であるASIAN KUNG-FU GENERATIONの「ソラニン」もすごく素敵な曲。
漫画は読んでいないけど曲は聞いた、という方もいらっしゃるかと思います。
▼YouTubeでのご視聴はこちら
ASIAN KUNG-FU GENERATION 『ソラニン』
映画のライブシーンの撮影が行われた「SOUND STUDIO ACT(東京都町田市)」は、昔からバンド練習などで僕や仲間がよく利用していた音楽スタジオだったので、ロケの事実を知った時にとても驚いたのを今でもよく覚えています!
ソラニン(1) (ヤングサンデーコミックス) Kindle版
DESPERADO(デスペラード)
「DESPERADO」
作者:松本大治
時期:1996年ー1997年
雑誌:週刊少年マガジン
出版社:講談社
巻数:全4巻
学校も遊びもつまらないと感じていた中で、唯一の趣味は音楽を聴くこと。
小学生の頃にラジカセで洋楽を聞いてからロックにはまり、実は洋楽を聴き漁り街のライブハウスに足を運んでいた。
そして一大決心をしてギターを購入した椎名は、ギター購入と同時期に転校生の天才ギタリスト黒須と出会い、コンビを結成。
徐々に仲間が集まり、物語は大きく動いていく。
最後にご紹介するのは「DESPERADO」!
この作品は知らないという方もいらっしゃるかもしれません。
筆者が初めて読んだバンド漫画はこの作品で、ちょうどギターを始めた頃に読んだのでとにかく影響を受けました。
セーハコードがうまく弾けない、指先のマメが潰れて痛いなど、ギターを始めた時の苦労が主人公を通してしっかり表現されていて、とても共感できますよ!
作中で、主人公がギターを手にして初めてチャレンジするのがレッド・ツェッペリンの「天国への階段」という曲。
僕はレッド・ツェッペリンも天国への階段もこの作品で初めて知ったので、同曲を聴くと今でもこの漫画を思い出します。
▼YouTubeでのご視聴はこちら
Led Zeppelin - Stairway To Heaven (Official Audio)
Desperado 1 (少年マガジンコミックス) コミック – 1996/9/1
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まとめ
筆者の印象に残っているバンド漫画を3つご紹介してきました!
どの漫画もとても面白くて、内容を思い出すと今でも胸が熱くなります。
すでにバンド活動をしたり楽器を弾いている方はより演奏が楽しくなったり、これから楽器を始めてみようかなという方はその背中をそっと応援してくれる、そんな作品ばかりです!
ぜひ読んでみてくださいね!
この記事が皆さんの毎日に役立ちますように!
では!
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